「れ~ろ☆と愛を届け隊」は ボランティアで構成する 動物保護団体「Arch」 の保護活動に応援・協力しています。
「れ~ろ☆と愛を届け隊」プロジェクトは被災犬支援をきっかけに当ブログで立ち上げました。
春のフリマでは沢山のご協力をありがとうございました。秋のフリマ参加は10月で調整中です。日程がわかり次第当ブログでもお知らせいたします。
※下線の入ったお名前はご支援者のブログに飛びます。
すももママさま らみままさま LAIRRAさま cloverさま ・・・
「ARCHご支援報告板」にて、ご支援品をアップしていただきました。ご確認くださいませ。このたびは暖かいご支援・ご協力をありがとうございました。
らみままさま・・・パオパオくん、むーちょんがかわいくドレスアップしました(^^)

まだ背骨はゴツゴツ出てるけど、いっぱい食べて太ろうね!
仮名 「むーちょん」に決定のチワワくん。

らみままさま、すてきな手作りのお洋服を有難うございました(^^)
明日(6月15日・日曜日)の里親会でも、ご支援いただいた夏服を他の保護犬たちにお渡ししていただく予定です。

収容センターでは、全く動かなくて、いつも沢山のワンコたちを引き受けてくれている保護団体からも「引き取れる状態じゃない」と諦められたパオパオくん。

なんとこんなにシャキーンになりましたぁー!
![_140611DSC06676[1]](http://blog-imgs-64.fc2.com/l/e/r/lerokun/20140614084409011.jpg)
一進一退の健康状態ですが、ちょっと上向き。トリミングしたら、けっこうイケメン!?
ちょっと落ち込んだ話です。
いつもの通り、お弁当を作って、リーパコをカートに入れて、幼稚園に行こうと玄関を出た。
エレベーターを待っていると、エレベーターホールには誰もいないのに、突然りれらにスイッチが入り、吠えまくりが始まった。
それまで噛んでいたガムを放り出し、オヤツにも目をくれない。スイッチが入ると制御不能、狂ったように吠えまくる。
すると、どこからともなく、女の人の声で、
「うるさい!!」
と、怒鳴り声が…。
あたりを見回すが、人はいない。見える範囲の窓を見ても人影はない。窓を閉めた音は聞こえなかった。エレベーターホールは外に面しているので、おそらく、隣のアパート/マンションの住人か、外を歩く通りすがりの人間か・・・?

は、とっさに、おなかに目いっぱい力を入れて、
「誰だ-!?」
と野太い声で怒鳴り返した。
りれらの吠えっぷりは、確かにウルサイ。 ものすごくウルサイ。
いつも肩身の狭い思いを強いられる。近所迷惑だと申し訳ないと後ろめたい気持ちでいっぱいだ。
だけど、姿を隠して罵倒するのは、まともな大人のやることじゃない。

は後ろから突然石をぶつけられた気分になっていた。
し~ん・・・反応なし。
もう一度、怒鳴った。
「誰なんだ!!」結局、何の反応もなく、そのままエレベーターに乗った。
りれらは、しばらく興奮していたが、やがて静かになり、いつものように電車にもおとなしく乗っていた。
が、

は・・・
一日、気分がふさぎこんだ。
吠えているのは、エレベーターを待つ、2-3分だけである。
5分、10分と放置しているわけではない。
それでも、気になる人はいるのだろう。
要求吠えならば、訓練ですぐ治る。
犬や人が苦手で吠えるのならば、慣れさせれば徐々に更生させることが出来る。
臆病で吠えるなら、苦手なものを遠ざければいい。
りれらは、夜鳴きをするわけでもない、お散歩中に他の犬に吠えるわけでもない、ランでもお散歩中でも、見知らぬ人に愛嬌をふりまき、初めてのワンコともちゃんと挨拶できる。
だけど、突然スイッチが入って吠えまくるのだ。
1歳を過ぎるころまでは、全く吠えない子だった。
宅配のおにーさんが来ても、玄関でパコと並んでちょこんと座って、荷物を置くおにーさんを眺めているだけだった。
躾教室を渡り歩いても、得策は見つからない。
「静かになるまで待ちましょう」・・・静かにならないんです!
「静かになったら褒めましょう」・・・だから静かにならないんです!
「リードを踏んで動けないようにしましょう」・・・動けなくても吠えますが?!
「大好きなオヤツで気を引きましょう」・・・オヤツが目にはいりません。口に入れても吐き出します。いや、むしろ、それまで夢中になっていたオヤツさえ、放り出します。
「クレート(この場合はカート)の中が安心できる場所だと認識させましょう」・・・どうやって? いつも自分から喜んで入っていくし、のんびり寝ていたりしますが?
「ハウス」のコマンドで自分から入れるようにしましょう・・・「ハウス」は完璧にできます。
リモコンで、ブルブルって振動をあたえる器具を首輪につけてみたりもした。
全く効き目なし。
「corrector」も使っている。
家の中で使うには効果ある。怖がる、というより、びっくりして吠えるのを忘れる、という感じ? 吠えそうになったらすぐに使わなければ効果はないので、家中のあちこちに置いてある。
が、外では・・・、不意に暴れ犬などに(リーパコが)襲われたときの護身用としてお散歩時に持ち歩いているけど、吠え対策として、人がいる場所では使えない。
ふぅ~

が躾の参考にちょくちょく拝読させていただいている、
「ドッグウォーカー博士のスローライフ」にて、吠えることに関して、次のような記述がありました。
※転載許可いただいてます。
「吠えてもいいよ」(2014年04月28日)
(略)
散歩中に他の犬や人間に吠えることで悩んでいる方は意外に多い。
うちの近所にもそういう犬がたくさんいるし、はっちゃん(秋田MIX♂1歳)も吠えはしないものの、相手によっては突進しそうになる。
犬に対する過剰反応についていえば、社会化させようとして、犬の幼稚園などに行ったり、ドッグランで他の犬と乱暴な遊びをさせたりしたことが原因であることが大多数だ。
はっちゃんも、預けた先で他の犬と興奮状態で付き合うことで、悪い関連付けをしてした結果、他犬にガウるようになったのである。
いったんそうなってしまったら、関連付けを変更するのには時間がかかる。
まずはストレスマネジメントで落ち着いてもらい、他犬を回避したり距離を取ったりしながら、犬は怖くないということを学んでもらう。
だが、時間がかかるので、その間はやっぱり吠えてしまうことがある。
たとえば、出会いがしらで鉢合わせするというようなことは必ず起こるし、回避が間に合わないこともある。
そんなときに、「吠えないで、吠えないで」と思って飼い主が緊張していると、それは確実に犬に伝わってしまい、ますます犬を神経質にする。
「うちの犬は吠えてばかりで肩身が狭い」とか、「迷惑になるからやめてほしい」などと考えていると、そういうストレスもまた犬に伝わる。
そんなときには、
「吠えてもいいよ、怖いんだからね。無理しなくていいよ」
とつぶやいてみよう。
また、吠えるから悪い子とか、自分は犬を吠えさせる悪い飼い主だ、などと考えるのはやめよう。
ちゃんとストレスマネジメントをやっていれば、よそ様の迷惑になるようなひどい吠えは改善してくるし、びっくりしたときにちょっと吠えるぐらいは当たり前だ。
犬も自分も完ぺきを目指さなくていいのである。
「吠えてもいいよ、好きにしていいよ。いまのままでも大好きだよ」という態度で接してあげよう。
そうすると犬も安心して、落ち着いてくるのである。
おおらかな気持ちで、ゆるい犬育てを楽しもう。
「おやつパワーにたよらない」(2014年04月29日)
(略)
昨日の記事とも関連するのだが、犬が苦手で吠えてしまうような犬の飼い主さんの中には、吠えさせないためにおやつで気を引いてやり過ごす方がいる。
オペラント条件付けを使ったトレーニングでも、犬が来たら注目させてご褒美のおやつを出す、というやり方がある。
わたしも以前、舌打ちしておやつを出すというトゥリッドルーガス方式を採用していた。
オペラント条件付けは、「犬にやさしい」ということで、動物行動学の分野では広く使われている。
だが、わたしはこの方式が3つの点で問題であると考えている。
第一に、おやつは興奮度を上げ、落ち着きを失わせる。
第二に、犬も飼い主もおやつに集中してしまって、犬が自分で判断する方向に向かわなくなる。
第三に、犬も飼い主もおやつに依存してしまい、おやつがないとできない状態になる。
もし、ほとんどの犬と飼い主がこのような状態にならないのであればいいが、実際にはほとんどの犬と飼い主がこうなってしまうのである。
おやつを出すと、犬は興奮しながらおやつに集中するので、苦手なものがあってもスルーできてしまう。
すると飼い主は、苦手なものが来たらおやつを出せばいいと考えるようになる。
犬も「おやつ、おやつ、おやつちょうだい」となる。
それで苦手が克服できればいいのだが、実際にはそうはならない。
興奮状態でおやつにばかり関心が行っているため、犬は自分で周りの状況を判断したり、相手との距離を調整したりなどということができなくなっているからである。
なので、こういうトレーニングをしておやつジャンキーになってしまったペアは、勇気を出してきっぱりとおやつをやめてみよう。
多少吠えたってかまわない。
それよりも、吠えない距離を確保することに集中しよう。
マンション住まいの方で、廊下を移動している間に吠えるからおやつを使ってしまうという話もけっこう聞く。
だが、バッグなどに入れてさっさと移動すればすぐに出口に着くので、そんなにうるさくないはずだ。
おやつを出してごまかすよりも、「吠えたっていいよ、すぐにお外に着くからね」とつぶやくなどして、落ち着いた気分でいたほうが、犬も落ち着くのである。
即効性はあるが副作用が多いおやつパワーよりも、飼い主の落ち着きパワーのほうが、効果が持続して副作用もない。
おやつを使っている方は、おやつをやめて落ち着きパワーに切り替えてみよう。
ふむ、飼い主としてまだまだ修行と余裕が足りない

である。
何だかんだで、困ったもんだ・・・。
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