とりぃくん捕物帳~捜索記録と保護の瞬間~
2017年09月17日
☆日曜日☆
「れ~ろ☆と愛を届け隊」は ボランティアで構成する 動物保護団体「Arch」 の保護活動を応援しています。
動物保護団体「Arch」は、センターで殺処分を待つ犬猫を保護し、各ボランティア宅にて一時預かりをして里親を探す活動をしています。

【お知らせ】

動物保護団体「Arch」は、10月29日(日)柏の葉公園で開催されるフリマに参加いたします。
ただいまフリマ物資を募集中です。
フリマの売上金は保護犬たちの医療費として大切な資金となります。
何卒ご協力をよろしくお願いいたします。
尚、物資受付期間は9/24(日)まで。問い合わせは9/20までとなります。
この期間、当ブログでは募集いたしておりませんので、この期間にフリマ物資を送られる場合は、直接ARCh事務局にお問い合わせください。
当ブログでの秋の支援品募集は
10/1(日)~10/8(日)の予定です。
当ブログへのご支援に関するお問い合わせはこちらのメールフォームからお願いいたします⇒メールフォーム
「れ~ろ☆と愛を届け隊」プロジェクトは被災犬支援を目的に当ブログで立ち上げました。
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動物保護団体「Arch」は、10月29日(日)柏の葉公園で開催されるフリマに参加いたします。
ただいまフリマ物資を募集中です。
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何卒ご協力をよろしくお願いいたします。
尚、物資受付期間は9/24(日)まで。問い合わせは9/20までとなります。
この期間、当ブログでは募集いたしておりませんので、この期間にフリマ物資を送られる場合は、直接ARCh事務局にお問い合わせください。
⇒フリマ物資募集要項(ARCh HP)
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トライアル中に里親(候補)宅から逃走し、逃走9日めに無事保護されたとりぃくん。
その顛末記をARCh代表の小梅さんのブログと仮母(里親が決まるまで保護犬を預かり譲渡出来るまで保護犬の健康管理としつけを担当)のあず母さんのブログに保護に至る苦労いっぱいの経緯が書かれています。あず母さん宅の「ぽにょちゃん」、大活躍です(^^)
アメブロみたいにリブログできないので一部転載させていただきます。

まずは小梅さんの経緯報告から。
9/5午後14時45分
私の携帯に第一報が預かりスタッフ(あず母さん)より、入りました。
里親様宅からとりぃ君が逃走した旨でした。
直ちに関係各所に連絡、迷子犬捜索に向け、スタッフさん達と現場へ急行しました。
現場は町中なのですが、1,2キロ離れると田園や森が広大に広がるエリアです。
すぐに捜索しながらのポスター貼り、ポスティング、聞き込みと開始しました。
当日は1.5キロほど離れた小学校の畑の周りを走っていたとたくさんの目撃情報を得る事が出来ました。
とりぃ君は真っ白い被毛をしているので、この季節の外景には目立つはずです。
捕獲しようとする方もあったそうですが、成功する事は無かったそうです。
最寄り駅での乗降客向けにビラ配り。
当日、ネットでの情報拡散協力を皆様にお願いしました。
9/6(捜索2日目)
前日の目撃情報は得られるものの、この日の目撃情報はありませんでした。
住宅街や目撃情報のあった場所への聞き込み、ポスティングやポスター貼りと歩き回りました。
この日より、内外よりたくさんの方々が捜索協力に来てくださいました。
9/7(捜索3日目)
早朝より捜索開始 目撃情報のあった場所への重点的な捜索。
併せて地域を広げる計画をしました。
午前9時に目撃情報の通報。
(ご近所の方からのものです)
9/5の目撃情報から西へ1.5キロの地点のものでした。
日時は9/6午前9時です。
特徴、首輪ととりぃ君のものと間違いないです。
広大な田畑を東西と逃走しているルートのようです。
近隣地域への聞き込み、お庭を確認してっもらったり、藪に入り、隠れそうな場所を確認したりしました。
9/8(捜索4日目)
目撃された場所に留まっていない事も想定して、周辺地域への捜索地域拡大。
目撃情報から東西南北への2キロほどの捜索、ポスティング、ポスター貼りをしました。
変わらず、逃走現場の住宅地、町中も聞き込み、ポスティング、ポスター貼り。


見ての通り、周囲は緑深く、腰あたりまでの田んぼや雑草、背丈以上の草が生い茂る場所です。
川もあります。
なんとか手掛かりをと皆さんで捜索します。
目撃情報一切なし。
9/9(捜索5日目)
早朝5時より、捜索開始。
週末の為、内外からたくさんの方々がお手伝いに来てくださいました。
すれ違う方々が皆とりぃ君のポスターを持っているような感じでした。
とても暑く、みな汗びっしょりでの地道な捜索です。
なんとか手掛かりをと奔走しますが、この日も目撃情報なし。
週明け新聞折り込みチラシの作成、入稿。
とりあえず50,000枚の印刷を発注。
深夜遅くまで皆さまで各所捜索。
9/10(捜索6日目)
日曜日。
朝からたくさんの方々がお手伝いに来てくださいました。
隣駅で白い犬を見たと未確認情報が入りました。
すぐに里親様や私共で確認。
違うようでした。
左右の隣駅はポスター貼り等は終わっている為、ポスティングや地域を広げて幹線道路の商業施設へポスター依頼。
深夜遅くまで、捜索。
一向に目撃情報なし。
9/11(捜索7日目)
早朝より捜索開始。
最終目撃地点、近隣地域への再聞き込み。
柏市内新聞専売所との折り込みチラシの打ち合わせ。
柏市フェイスブックへの情報投稿。
近隣市町村動物病院、トリミングサロンへの情報収集依頼。
深夜までの捜索。
目撃情報、進展なし。
9/12(捜索8日目)
この日で行方不明より、1週間。
早朝より、近隣捜索開始。
最終目撃地点の近くのゴルフ場への入場捜索許可をもらう。
内周、外周と捜索。
手掛かりはなし。
愛護センターへ生息野生動物の確認。
新聞専売所へ折り込みチラシの持ち込み。
午後19時12分 里親様携帯に目撃情報通報。
急ぎ、スタッフ数人、捜索協力者へ向かう。
その後、里親様聞き込みにて同場所同時刻目撃者。
逃走経路確認。
最終目撃情報からさほど遠くないこと、同じような逃走経路にて近くに潜伏を確信。
午後11時47分 再び近くで目撃(捜索中の里親様)。
急きょスタッフ集合。
周りを囲むが既に逃走。
でもここらあたりを潜伏、再確認。
捜索協力者がオールナイトで見張り。
9/13(捜索9日目)
早朝4時 スタッフ捜索開始。
周辺の調査。
柏駅南側全域、新聞折り込み。
周辺の調査
午後、犬訓練所より、臭気捜索の協力。
大人数にて周囲の調査。
午後21時46分 川沿いの刈込済田んぼにて目撃情報(協力者T様より、通報)。
見失わないようにお願いして、里親様、現地捜索中スタッフ集合。
捜索協力の方にも協力して頂き、取り囲む。
22時50分 預かりスタッフが無事確保。


そして、多頭飼育崩壊現場から保護しトライアルに出すまでとりぃくんを預かり世話をしていた、仮母あず母さんより、とりぃくん確保に至るまでの経緯報告。
〇逃走8日目(9/12)〇
目撃情報が途切れて数日。どこを捜索したらいいのか途方に暮れる毎日でした。
なにやら能力者に情報をもらいにいくと聞いたので、私は私なりの活動を。
柏に向かう1時間でアニマルコミュニケーター(以降AC)さんにお願いして、とりぃくんとお話ししてもらいました。
まず初めに言われたのは
AC「すでに亡くなられている場合お知らせして大丈夫ですか?」でした。
息をしているか、心臓は動いているか、血は出ていないか、痛いところはないか、などを私には言葉で、とりぃくんにはイメージで伝えてくれます。その結果「生きていて血も出ていない」とのことで一安心。
AC「とても臆病な子ですね」
あず母が話したがっていることを、とりぃくんに伝えると表情がパァっと明るくなったって。
この1週間、名前を呼びながらあちこちを歩き回っていたのですが、私の声は届いていたのでしょうか?と聞くと、大声は怖い音なので声として聴きとれないとのことでした。いつも呼んでいるボリュームがいいのだそうです。
どこにいるの?では、
AC「住宅の見える茂みの中に潜んでいます。トライアル宅から西の方向で、1km~2kmの所」
私があまりにも茂みが多すぎて見つけられないので、とりぃくんの行ける場所を確認してもらって、以前目撃されたローソンに来てと伝えてもらいました。
AC「ワンコより人間は耳も鼻も悪いから近くにいても茂みの中だと見つけられないの。見える所ににでてきてくれない?」
とりぃ「え、そうなの?」「怖いけど僕、頑張る」って頷いてますって。
ついでに「私がいなくても、女の人か、わんちゃんの散歩の人は優しいから捕まえてもらいなさい。それが怖いなら姿を見せるだけでもいいから。出てくる時は車に気を付けてね」って伝えてくれました。
とりぃくんの目撃されたローソンは2カ所あって、私とわいさんは5時頃から一つめのローソン周辺を捜索していました。
もう一つのローソンから目撃情報が入ったのは7時頃だったでしょうか?事情を知らない男性が追いかけて見失ってしまったあとでした。
AC「とりぃくんに落ち着くように、そして姿をみせてくれてありがとう」と伝えてくださいました。
〇逃走9日目(9/13)〇
もう一度伝えて欲しい事があってACさんにお話ししてもらいました。
とりぃ「怖かったけど、僕がんばったよ」
AC「なんで捕まらなかったの?」
とりぃ「昨日そう言われたから」
今日は、私とほにょで行くことを伝えてもらいました。
ほにょにも、今日の任務を伝えてくれました。
AC「ワンコより人間は耳も鼻も悪いから近くにいても茂みの中だと見つけられないの。だから、ほにょが、とりぃくんを見つけてね。わかったらワンワンって鳴いてママに教えてね」
ほにょ「とりぃくんの逃走があってからママが不安定なの。ママのお手伝いができて嬉しい」って言ってますって。
AC「とりぃくんが出てきたら、お鼻とお鼻でご挨拶して、遊びに誘ったりしてリラックスさせてあげてね。」と、ほにょに。
捜索しながらずうっと思っていたこと。
目の前に現れた所で、私を認識して捕まえさせてくれるのか?とっても不安でした。
皆で囲んで捕まえるようなことは、とりぃくんが怖い思いをするからしたくない。
静かな場所で、私の所に来てほしい。
〇保護に至る
もう5時間も歩きっぱなし。お腹もすいたしそろそろ帰ろうかなぁ・・・ってわいさんと話してた時に
(夜)9:48代表からの緊急LINE まだ付近にいたので現場に向かう。
田んぼのあぜ道を走って行ったとのこと。目撃された方と一緒に付近を捜索。
水路の草むらを捜索中、反対側のラテちゃんご夫婦のいる後ろに、見慣れたシルエットが。
そして頭を垂れた稲穂の田んぼの中に消えていった。
すでに駆け付けてくださっていた方で田んぼから飛び出した場合の対応ができるよう全体を囲んで待機。
まったく稲の動く様子も音もなく、ただ、ほにょがワンワン興奮してる。
この広い田んぼの中のどこかに、きっと隠れてる。訳も分からず見張ってくださってる方に状況を説明。何度も捜索に来てくださっていたALMAの三姉妹さんだった。トライアル家の皆さんも。みんなで息をひそめて。
私も静かそうな場所に留まる。このまま朝を迎えるのかしら・・・。追い込み作戦にでるのか・・・。
緊張のなかACさんに状況を報告。
「焦らないで、慌てないでくださいね。今日、捕まらなくてもいい、くらいの気持ちで。ほにょちゃんは一緒ですか?とりぃくんにでなく、ぽにょちゃんに、優しく楽しく、おやつをあげたりして、楽しい雰囲気を出してください。とりぃくんは草むらからみています。
ただ、ずっとお外にいたから、警戒心が強くなっているだけ。
おうちで楽しく過ごしていたときを思い出させてあげる気持ちで、ほにょちゃんと遊んで。」
その通りにしました。オヤツを投げてみたり「お座り、待て~」ってじらしてみたり。
ほにょが、田んぼの稲をガサガサと揺らします。
すると、ひょっこり出てきたんです。
ほにょは初めウーって言ったけど、お鼻とお鼻で挨拶して。
すかさず「オヤツだよ~」って呼ぶと、ほにょがもちろん飛んできて、つられて、とりぃくんもやってきた。家でやっていたように。
とりぃくんもオヤツを躊躇なく食べてくれました。
そこで抱っこすることができたんです。
かくれんぼが得意の、とりぃくん やっと みーつけた。

迷子対策については過去記事に自分なりに思ったことを書きましたが、
留守の時だけでなく在宅のときも家の戸締りには細心の注意を払うこと。
ダッコするときもリードは外さない。
お散歩は首輪とハーネスのダブルリードで。 などなど。
そのほかにいろいろ検索してわかったこと。
・迷子札・・・首輪からぶら下げるタグ式の迷子札、とりぃくんのは外れていたそうです。
ぶら下げるタイプの迷子札は迷子中に外れる確率がとても高い、ということは以前から聞いていましたが、やっぱり外れてどこかに落としてきちゃったんですね。 首輪に縫い付けるのはちょっとカッコ悪いけど迷子札のように落ちる心配はありません。リーパコの首輪にも裏側に連絡先を書いた布を縫い付けておこう。
・小型犬の場合行動範囲は1-2キロであることがほとんど。
・迷子の掲示板などに書き込みをしても見つかる確率はゼロ(日常的に見る人がいない)、気休めに過ぎない。
・迷子版で全国に知らせるより近隣の人たちに知ってもらうことが大切(今回はSNSの拡散により現場での捜索活動に多くの人の協力があり、近所で知らない人はいない、というくらい有名になっていたそうです)。
・とりぃくん捜査のように沢山の方に協力してくれる人がいなければ「ペット探偵」に依頼するのもひとつの有効な手段(一日あたり2万~5万円)。
・小型犬の場合、盗難や交通事故に遭うことも多い・・・盗難がらみでは過去にも嫌な事件があったし、それに、川もあったから、川に落ちて溺れる危険性も十分にあったわけで、とりぃくん、無事で健康でケガもなく元気に見つかって本当に良かったです。
・マイクロチップ・・・ないよりあったほうがいいが、読み取る機械が様々でどこの保健所でも同じように読み取れるわけではないので、全く役に立たないことのほうが多い。
そして今回協力してくれたACさん、千葉のセンターでもボランティアされているそうで、迷子相談も受けつけていることにかなりの驚き。
以前、パコもとあるACさんに直接来ていただいて、出張セッションを受けたことがありますが、そのときにACについてちょっと興味を持っていろいろ調べたんだけどね、写真見ただけでそのコの気持ちがわかる、とか、亡くなったコの言葉が聞き取れるって、なんだかなぁ、まぁ、それで飼い主の気持ちが救われたり、喜んでいるなら、占いみたいなレジャー感覚で良しとするかぁ、くらいに思っていたし、ACのカウンセリングをやっている人はとても多いのに、「迷子相談はお受けしません」というところばかりだったから、やっぱり具体的なことは出来ないんじゃんって捉えていたの。
迷子捜索できない理由としては、
・犬や猫は人間のように住所を教えることが出来ない。暗闇に隠れていることが多いので場所を把握しにくい。
・犬や猫は人間のように生死をはっきり意識できないので、死んでいても死んでいることに気づかないことが多い。
・迷子セッションは施術者のエネルギーをかなり消耗させることと、「探してあげたい」という感情が邪魔をして冷静に感じとることが出来なくなる。
というのが大体の理由。
でも 住所はわからないだろうけど、外にいるか家の中にいるか、とか、回りがどんな景色か、そこに来るまでにどんなものを見たか、はわかるんでない?
それに、2番目の生死の意識とか3番目のエネルギー云々に至っては、そういうものなの、と言われたら、そうですか、としか言いようがない・・・。 それでね、結局自分としては、ACさんたち、決して「嘘」はついていない、ただ、「自分は動物の気持ちがわかる」って自己暗示にかかっているんだろうなぁ、みたいに感じてたわけ。
で、今回のACさんのお話で再び興味を持って迷子捜索のACについて調べたら、いやいや、迷子捜査を引き受けているACさんもけっこうたくさんいらっしゃる。以前は調べ足りなかった、というか、迷子に特化して検索しなかったから、「迷子捜しはやりません」ってところばかりがヒットしちゃったんだろうなぁ。
で、再び興味が湧いてきた。
ACのセッションを受けてみたい、のではなく、自分自身がACをやってみたいなぁってね。
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