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れ~ろのお葬式


2011年04月03日
☆日曜日☆

れ~ろが亡くなった翌日、3月30日金曜日、大好きなママのリルちゃんが眠る慈恵院にて、れ~ろの葬儀を執り行いました。

慈恵院は、他の霊園と同じく合同葬、個別葬、立会葬があり、当日予約なしで直接申し込みができます。
きちんとご住職さまにお経をあげていただけます。
ただ、今は計画停電の関係で、個別葬や立会葬ができない時間帯などもあるそうです。

れ~ろがお願いした特別葬は、奥殿を借り切り、祭壇を設営して告別式を行うので、前日の申し込みとなります。

3日前の日曜日、りるちゃんのお墓まいりに行ったばかりでした。
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走り回る元気はなかったけれど、ドッグランでは、とぼとぼながらも、気持ち良さそうに歩いていました。
こんなに早く戻ってくることになるなんて、そのときは思ってもいなかった…。

れ~ろの告別式は、「めぐみ斎場」で執り行われました、
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いっぱいあるたまごちゃんの中でも紫色のたまごちゃんが一番好きだったれ~ろ。
お花も白を基調に、れ~ろのすきな紫と青で飾っていただきました。
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やんちゃ坊主だったれ~ろには、ちょっと上品すぎる祭壇かな?
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れ~ろはパンが大好きでした。
大好物のパンやいちご、栗もお供えしました。
おじーちゃんがどうしてもいっしょに飾りたい、と言うので、おじーちゃんが絵付けしたお皿も飾りました。
15歳のお誕生日から最後の日まで、毎日このお皿でごはんを食べていました。
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れ~ろといえば、たまごちゃん。
いくつものたまごちゃんを抱えこんで寝ていた姿を思い出します。
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りるが亡くなったとき、りるの最後の姿を写真に撮ることができませんでした。
悲しすぎると思ったからです。
でも、今は写真として残さなかったことを後悔しています。
なぜなら、れ~ろの、この安らかな顔を見ていると、
「幸せな一生だったんだな」って思えて、悲しみよりも、安心した気持になれるからです。
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皆さまからいただいたお悔やみの言葉をプリントアウトして、いっしょに納めさせていただきました。

れ~ろと過ごす最後の時間です。
一時間ほどの時間をとっていただいたので、れ~ろにいっぱい話しかけて、れ~ろをいっぱい撫でてあげて、最後のお別れの時間を過ごしました。

お別れの時間を過ごしたあと、住職さんがいらして、枕経をあげていただきました。
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15分ほどのお経でした。
枕経はお釈迦さまが亡くなる直前に、弟子達に説いた最後の説法で、「お釈迦さまの遺言」なのだそうです。
ニューヨーク生まれのれ~ろにわかるかな…?
「迷うことなくりるちゃんに会えますように」…そう思いながら聞いていました。

出棺…火葬場へと行きます。
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覚悟はしていても…出るものは溜息だけです。
何だか息苦しくなって、何度も何度も大きな息を吸い、何度も何度も大きな溜息が出ました。
やっぱり、お別れの覚悟なんて、出来てなかったんです。

火葬場…りるの時以来、6年ぶりに入りました。
19099_gallery_3[1]

れ~ろと最後のお別れ。
火葬のときは、舎利礼文 のお経をあげていただきました。
棺が納められ、扉が閉まり、ゴォーという地響きのような音と共に…れ~ろの魂は体から離れました。
お経をあげる声も大きくなり、全身が震えてきました。握りしめた両手もただただ震えていました。

れ~ろ、本当に本当に、これが最後だね。
本当に本当に、これが最後のお別れだよ。

さようなら、れ~ろ。。。。ありがとう、れ~ろ。。。。

れ~ろのこと、大好きだよ。。。

yuri[1]



お骨上げまで、めぐみ斎場に戻って待っていました。
れ~ろの写真に話しかけたり、お茶を飲んだり…この時間が長かったのか短かったのか、その間何を考えていたのか、空白の時間であったかのように何も覚えていません。
「本当にれ~ろはいなくなっちゃったんだな…」そんな思いが漠然とありながら、実感として感じられないような・・不思議な気持ちで過ごしていたように思います。

まもなく、お骨上げ のお迎えが来ました。
頭、肩、背骨、足、しっぽ、きれいに、体の形どおりに骨を並べていただいてました。

頭の骨が崩れることなく、そのままの形で残っていました。

「れ~ろは丈夫な骨をしていたからね」

足が速かったのも、このしっかりした骨があったから。
こんなにしっかりした骨なのに、円板炎の病気に苦しみ、動くことも座ることも出来ないくらい、痛い思いを何度もしたれ~ろ。
でも今は、元気良く自転車を追っかけて走り回るれ~ろの姿ばかりが思い浮かびます。


分骨用に少し分けたあと、れ~ろの大好きなたまごちゃんと同じ形の骨壷に納めました。 


その後、骨壷を本堂の仏壇に安置し、「安骨の読経」と、初七日の「繰上法要」をあげていただきました。
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10分ほどのお経のあと、住職さんのおはなし。
「飼い主さんが元気になることが、一番の供養です。」

れ~ろはこんなに小さくなりました。
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こうして、れ~ろの告別式と葬儀は終わりました。


****************************************

れ~ろ、安らかに…

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テーマ : ペットの健康・病気・怪我
ジャンル : ペット

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No title

なんでしょう・・・言葉が出てきません・・・
うちのココがいなくなってしまったら、とおもうだけで心が押しつぶされる思いなのに、いまの703△さんの心情を考えると・・・

『飼い主さんが元気になることが一番の供養』

確かに愛犬は笑ってる飼い主さんが大好きだと思います。
一日も早くその顔を見たいと思ってると思います。
でもれ~ろくんと過ごした日々の思い出にどっぷり浸って涙を流す日々があってもいいと思います。
いつかれ~ろくんと過ごした日々を思い出して自然に笑顔になれるその日がくるまで。

改めてれ~ろくんのご冥福をお祈りするとともに、れ~ろくんとりるちゃんが虹の橋で笑顔で再会でき、一緒に走り回ってることを心から願っております。

きっと今ころ2ワンズで703△さんのことお話してることと思います。

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No title

少し、はにかんだような安らかなお顔のれ~ろ君。病気を沢山かかえていたけれど、強い精神力とママさん達の深い愛に包まれて、15年間、とっても幸せだったんだなぁと、あらためて感じました。
 お葬式の様子を拝見させていただき、(上手く表現できないのですが、)澄み切った風が流れているような気持ちになりました。

>○○○○○ママさま

りるのときは最後の写真を何も撮ることが出来なくて…れ~ろとの最後はこうして残すことが出来ました。これもブログをはじめたからこそ出来たことで、良かったと思っています。

れ〰ろにはまだまだやってあげたいことはいっぱいあったし、まだまだ何か出来たのかもしれないけど、れ~ろも頑張れるだけ頑張ってくれたし、私なりにれ~ろのことに一生懸命やりました。

れ~ろが生まれたときは本当に嬉しかった。
だから、この15年間本当に楽しかった。

暖かいお言葉、本当にありがとうございます。
まだまだ涙は枯れず、電車に乗っていても涙が出てきて、花粉症のふりして目と鼻を真っ赤にしているけど、気持ちが落ち着くようになったら、また皆さんのブログの楽しいわんちゃんパワーをいただきにいきますね。
そのときがくるまで、もう少しだけ泣いてます。

>美沙さま 

いつもれ~ろに元気パワーを送ってくれて、れ~ろの頑張りを励ましてくれて本当にありがとうございました。

15年、長い月日でした。
もっともっと長生きするワンちゃんもいますが、れ~ろは出来る限りの生命力を見せてくれました。

今は何もやる気がしなくて・・でも、ブログを書くことで、少しだけ心が落ち着きます。
自分の思いで綴った言葉を読んでくれて暖かい言葉をかけてもらって、少しずつ前にすすめるような気がしています。

りるがれ~ろを待っていてくれる、りるとれ~ろがまた会える、そう思うと気持ちも安らぎます。

気持ちが落ち着いたら、またココちゃんに会いに、ブログにおじゃまさせていただきますね。

>○。○。まま さま 

暖かい励ましのお言葉、ありがとうございます。

今でもときどきれ~ろがつけていた鈴の音が聞こえたような気がします。
家に帰ると、れ~ろが走って迎えに来る気がします。
目覚ましの音楽といっしょに得意な歌をうたってくれる気がします。

気持ちが落ち着いたら早くりるちゃんと同じ場所に眠らせてあげたいと思う反面、いつになったらその決心に至るのか、まだまだわかりません。

悲しんでばかりいたら、あんなに頑張ったれ~ろに怒られそうです。
でも、やっぱり、もう少し泣いていたいです。。。

>m○○○さま

れ~ろのことを見守ってくれて、本当にありがとうございます。

病院で迎えてしまったけど、15歳のお誕生日を迎えられたのは、奇跡的なことだったので、日にちはずれても家でお祝いができたこと、そして、それから亡くなる日まで、ずっといっしょに過ごすことができたこと、それがせめてもの救いになっています。

れ~ろがいない寂しさを、何かの力に変えたい、そんな風に考えています。
今はまだまだ何かをする力が湧かないけれど、もう少ししたら、きっとれ~ろが、「そろそろ泣かなくてもいいでしょ」って言って、私に力をくれると思います。

そのときがいつになるかはわからないけど、涙が枯れることはないかもしれないけど…そのときがくるまで、さんざんれ~ろにいっていた「がんばれ」と言う言葉を、今は自分に何度も言い続けます。

>ポペチさま 

私も…いただいたコメントを読ませていただき、心に澄み切った風が流れているような気持ちになりました。

お葬式で写真をいっぱい撮り続けたのは、れ~ろとの最後を自分に納得させようとしていたからかもしれません。不思議な気持ちなんですが、写真を見ていると、とても落ち着いた気持ちになれます。変な言い方ですが、れ~ろが幸せに浄土に導かれている姿が心に映っているような…本当に不思議な気持ちです。

れ~ろはペチカちゃんと会えたかな。
そして、れ~ろと名前がちょっぴり似たポーロちゃん、いつまでも元気で楽しい日々を過ごせますように。
楽しい思い出をいっぱい作ってくださいね。

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Author: 703△

 703△

(れ~ろのおばーちゃん)
いくつもの病気を抱えても明るく楽しく生きたヨークシャテリアの男の子、れ~ろくんの14歳5ヶ月からの記録としてブログをはじめました。東京在住。


☆ ☆ ☆

東京都建設局により, ブログタイトルを名付けた木が府中街道の 街路樹に植樹されました。



☆ ☆ ☆


4年ぶりの花火大会
カウントダウンタイマー
☆ ☆ ☆
☆れ~ろくん☆

1996年3月18日~
~2011年3月29日
15歳と11日で天寿全う

NewYork生まれ
NewYork&東京育ちのやんちゃ坊主。
たくさんの病気を抱えても超元気な犬生全う!

☆りる☆ちゃん
☆れ~ろのママ☆

1990年8月24日
~2004年12月23日
14歳4ヶ月で天寿全う

Iowa生まれ NY育ち
超お嬢様のりるちゃん。
人工授精でれ~ろを産みました。
れ~ろはりるにべったりのマザコン息子でした。
パコ&りれら
☆パコ&りれら☆

パコの家の子記念日  7月5日

何度も奇跡の生還を果たした
☆ミラクルパコ☆

家に来て7年9ヶ月21日で天寿全う(2019年3月26日寂)


りれらの誕生日
2011年2月27日

保護犬のパコ&セレブな生まれのりれらは大の仲良し姉妹。

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口座番号 9164519
口座名 レーロトアイヲトドケタイ

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れ~ろ☆と愛を届け隊 2021/2022

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