1%の可能性を信じて(手術の決断・緊急入院)
2019年01月17日
☆木曜日☆
「れ~ろ☆と愛を届け隊」は ボランティアで構成する 動物保護団体「Arch」 の保護活動を応援しています。
動物保護団体「Arch」は、センターで殺処分を待つ犬猫を保護し、各ボランティア宅にて一時預かりをして里親を探す活動をしています。
※今月は支援品の受け取りをお休みさせていただきます。
「れ~ろ☆と愛を届け隊」プロジェクトは被災犬支援を目的に当Aブログで立ち上げました。
動物保護団体「Arch」は、センターで殺処分を待つ犬猫を保護し、各ボランティア宅にて一時預かりをして里親を探す活動をしています。
※今月は支援品の受け取りをお休みさせていただきます。
たくさんの励ましと応援、本当にありがとうございます。
お返事は出来てないけど、心から感謝しています。大きな励みになっています。
このまま目覚めることなく心臓の鼓動がゆっくりになっていくだろう、この状態で2日ほど維持したコもいるけど、おそらく今日中・・と言われ家に連れ帰った火曜日。
夜、Vetから電話があり、「帰宅してすぐに起きて、ふらつきながら転びながらだけど歩き出した」と話した時は本当に驚かれた。そして、奇跡的にその状態から回復出来たら手術が出来るかもしれない、と。Vetの口からも「奇跡」という言葉が出た。
このまま静かに見送ってあげよう、そう決心する飼い主も多いだろう。
始めは自分もそう思っていた。
だけど。
意識が戻ったことだけでも「奇跡」なのに、それからもトイレのたびに起きて歩こうとするパコを見て、
パコは生きようとしている、それなのに、このまま命の灯が消えるのを見守っているだけでいいのか?
という思いがどんどん強くなっていった。
術中死50%以上、術後死90%の可能性、もとの状態に戻れる可能性は限りなく0%に近い。1%あるかないか。
パコの生命力を信じて1%の奇跡にかけてみよう。
翌日の水曜日、電話をかけてきてくれたVetにそう告げるとすぐに24時間管理体制の高度医療施設に連絡を取ってくれて、入院。
血液検査、CT検査等をしたあとに、
かなり厳しい状況であること。費用がかかること(手術費、検査費、入院費等々で100万くらい)。
翌朝に手術をするかを決め、手術するなら午後一でおこなう。
手術は胆嚢摘出してバイパスをつくる、胃に体外へのバイパスをつなげる。
等々の説明を受け、昏睡状態のパコを置いて帰宅。
翌朝病院へ。
血液検査の結果、手術は難しいとのことで手術は延期。
「手術しなければこのまま死んでしまうから、どこかのタイミングで手術しなければならない。そのタイミングがいつなのか判断がとても難しい」
と。
パコに面会だけして帰宅。 パコは起きていた。ふらふらしながら、そして、目は開いてなかった。意識朦朧の状態。それでも、立って歩こうとしている。
夜パコの面会のために再び病院へ。
ぐっすり寝ていたけど、小窓を開け手を入れて頭を撫でる。
すると突然起きだした。お見舞いがわかったから、ならば感動的な話だけど、どうやらトイレに行きたかったらしい。
でも、撫でているうちにわかってくれたような気がする。目は開いていた。黄疸で白目も白内障で白くなった黒目の中心部分も黄色になっていた。
前日に撮った写真。毎年恒例の鍋スープ祭り。

この日も夜中に「おなかが空いた」と要求され、夜食を作った。朝ごはんも食べた。
そこまではいつものパコだった。
あまりにも突然過ぎた。
しかも、腎臓じゃなくて胆嚢。
なんで、ここで胆嚢なの、と同じことを何度も何度も呟き続けたこの4日間。
明日はどうなるのだろう。
パコの生命力をただただ信じる。