正しいお盆の迎え方(ただし、703△流)
2019年08月13日
☆火曜日☆
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動物保護団体「Arch」は、センターで殺処分を待つ犬猫を保護し、各ボランティア宅にて一時預かりをして里親を探す活動をしています。
※「愛を届け隊」のフリマ物資の募集につきましては、追って募集スケジュールを告知させていただく予定です。 保護犬支援品は随時お受けしております。アマゾンリストも引き続きご利用いただけます。
よろしくお願いいたします。
「れ~ろ☆と愛を届け隊」プロジェクトは被災犬支援を目的に当ブログで立ち上げました。
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きなこさま(

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ここのところずっと、ものつくりに没頭しておりまして、ブログもインスタも訪問出来ないでおりますが、暑い日々が続く中、みなさま元気にお過ごしでしょうか。
ブログもさながら、インスタにおいては更新もせぬまま10日間ほど放置

でも、一番気になっていたことのひとつ、昨年「はじめまして」のご縁をいただいた方に「読者プレゼント」のボールペンを送ること、は何とか任務完了、って任務でもなんでもなく、私が勝手にやっていることなんですが(^^;) 到着のご連絡をいただいた皆様、ありがとうございます。ものつくりをする人間にとって、何よりの楽しみは、喜びの声を届けてもらうことでございます。と言いつつ…メール&ライン、いただきっぱなしですみません💦
そして、パコと同じ時期に旅立ったお友だちにメモリアルスタンドの製作、これは液体を硬化させて型をつくるところから始めるので製作に二週間くらい要するため、まとまった時間がとれることが見込めないと製作に入れず、製作に入ったら他には目もくれずに没頭、そんなこんなで、時間配分がめちゃくちゃな日々を過ごしておりました。
盆提灯もいくつか作って、やっと、これかなって製作法に辿り着いた気が。もう作り終わっちゃったけど(^^ゞ。
と、これで一段落、と思ったら、あらら、もう月遅れの入盆ではないですか。
東京のお盆はもう終わりましたが、全国的には今日からがお盆です。
遊びに行くことばかりじゃなく、たまには、きちんと、お帰りになるご先祖様をお迎えいたしましょう。
って、まぁ、

お盆とは、盂蘭盆(うらぼん)を略したインドの言葉です。
ご先祖さまの里帰り、だけではなく、地獄の苦しみを受けている人々をこの世から供養することにより、苦しみを救いたいという意味があります。
ということで、7月の盆のときに、備忘録として書いて公開する時間のなかった記事ですが、
『正しいお盆の迎え方(ただし、703△流)2019』
1.盆棚(精霊棚)を作る。
盆棚(精霊棚)は、数段ある階段式、(主に北関東)背の高い一段式~数段式などなど色々ありますが、仏壇の前、または仏壇がなければ、部屋のどこかに小さなテーブルを置くだけでも良い。

703△家はパコの中陰壇を使いました。簡単な組み立て式なので使い終わったら収納しておけます。

2.ご本尊(または十三仏)・お位牌・霊前燈を飾る。
ご本尊または十三仏・お位牌を仏壇から移動し、霊前燈を飾る。棚にスペースの余裕がなければ飾らなくてもよい。

703△家、なぜかミニ卒塔婆まである(^^) ご本尊用に両脇には蓮の花。
中国チックな灯篭、風情はないが、派手なところが好き~大阪のほうで人気ありそうな(笑
…ナンテ書くと大阪の人に偏見だって怒られちゃうわね^^;

3.四隅に笹竹を置き、縄で結ぶ。
笹竹と縄を使い、精霊たちを守る結界を作る。
映像にはないですが、703△家の盆棚(精霊棚)にも、一応、笹竹もどきの支柱を最上段の四隅に立てました。

パコがくるくる回って結界を作ってくれるから(りれらの周りをクルクルするたびに、「りれらのために結界を作ってくれてるよ~」と言っておりました)、703△家の盆棚(精霊棚)には必要ないでしょ、と言うことで、縄で囲むのは省略しちゃった。
4.ほおずき(鬼灯)

精霊が迎え火や提灯の灯りを頼りに帰ってくるといわれることから、ほおずきを提灯に見立てて盆棚に飾る。
ほおずきを漢字で「鬼灯」と書くのはその所以。また、仏さまになった故人には体がないので、中が空洞になっているほおずきに身を宿して過ごすと言われている。農作物の収穫が少なかった時代には、鮮やかな赤のほおずきで彩りを与え、お供え物の不足を補っていた。
飾り方は、真菰縄(まこもなわ)に吊るしたり、花瓶に入れたり、他のお供え物といっしょに置いたり、地域・風土によって異なる。
5.胡瓜・茄子・素麺

お盆と言えば、すっかりお馴染みなのが、ご先祖さまの乗り物、胡瓜と茄子で作った馬と牛。胡瓜(馬)には少しでも早く帰ってきてもらいたい、茄子(牛)にはゆっくりとお帰り下さいという願いが込められている。大きければ大きいほど、たくさんのご先祖様が乗れるので、大きければ大きいほど良い。
映像では勢い余って「蕎麦」と書いてしまいましたが、正確には「素麺」。
素麺は、喜びを細く長くという縁起をかつぐ、仏様が帰るときに荷物を背負うために括る紐の役目、仏様が帰るときに使う手綱の役目、疫病の予防を願う、等々の意味がこめられている。
6.真菰(まこも)・おがら
盆飾りセットを買えば、たいてい馬牛セットと共についてくる、真菰とおがら。

真菰は聖なる草・癒しの草として扱われており、本来ならば盆棚(精霊棚)全体に真菰ござを敷く。
真菰縄は、笹竹を繋いで結界を作り、ほうずき、蕎麦、昆布、わかめ、稲穂などをを縄に挟み込んでかけて吊るすことが正式な形とされる。
おがら(麻がら)は、送り火・迎え火を焚いたり、馬・牛の足の部分に使ったり、はしごを作って飾る。はしごは精霊棚にご先祖様が上る道具であると共にこの世とあの世とを結ぶ道具であると言われている。
703△家の盆棚(精霊棚)は、牛・馬・素麺の下にだけ敷いているミニござのみ、真菰縄はほうずきのみを吊る、おがらの使用はない。来年はおがらではしごを作ろうっと。
7.水の子

「水の子」は、洗った米と賽の目に刻んだキュウリとナスを盛り付けたもの。餓鬼道に落ちた無縁仏に対するお供え。キュウリとナスを細かく刻むのは、餓鬼の喉が針のように細いからであり、水に浸すのは、餓鬼が食べ物を口に運ぶと燃えてしまうからだそう。お盆に帰ってくるご先祖さまだけでなく、すべての霊をおもてなしする心遣いと優しさでございます。蓮の葉の上に直接乗せるか、皿に乗せる。盆棚(精霊棚)を一ヶ月飾る703△家では、蓮の葉は使いまわしをするので(^^;)蓮の葉の上にお皿。
8.御霊供膳

御霊供膳(おりくぜん/おりょうぐぜん)とは、お葬式や初七日から四十九日までの一週間ごとのお参り、年忌法要、お盆で、ご霊前 ・ ご仏前にお供えする小型の御膳のこと。具材は時候 ・ 地域により変わるが、魚 ・ 肉 ・ 鶏 ・ 五辛(にら ・ らっきょう ・ ねぎ ・ にんにく ・ はじかみ)などは避ける。
ここで登場するのが、ズボラな


フリーズドライのセットで、簡単に作れて、もちろん、ちゃんと食べられます。
お霊供膳は、仏様に食べていただくので、お箸を お仏壇の方に向けて供える。
※無縁仏用も別に用意することもある。
※浄土真宗ではお霊供膳は使わない。
9.生花

仏教では、香・灯・花の3つを仏様へのお供えの基本とし、花はお線香や提灯と共に、故人や先祖の霊を供養するための大切なお供え物であり、仏の尊さを伝えるものとされている。
お盆にお供えする花の色は白を中心に、同じ花束を1対(2束)用意するのが基本。特に初盆は他の色の花は入れず、白で統一するのが正統。
棘や毒のある花(薔薇など)、花びらを散らすのではなく、花ごとぼとりと落ちてしまう花は縁起が悪いとされる。
8月のお盆では、パコ用に白い花だけのお花を用意しなきゃっ。
10.ミソハギ

結局、造花の蓮の花を水に浮かべて誤魔化した(^^;)

仕方ない、来年は、自分で粘土で作るか…!
11.段盛り

これは必須なものではなくて、ただの703△の好み。
年忌法要でご住職さまに来ていただいたときに、父・母と合同法要の形にしたため、父母が結婚後に住んだことのある 名古屋(ういろう)、松本(小布施の栗らくがん)、新潟(万代太鼓)、東京(高幡まんじゅう)を供えるのに、4段あってちょうどいいと揃えたもの。横並びだとスペースを取るし、何となくアートな気がして(^^)
果物と野菜(ミニフェイク)、白団子の代わりのおまんじゅう、甘味(703△のつくりもの)をお供えとして飾る。
来年は、もう少し工夫が必要だな・・・。
12.盆花(ぼんばな)

金銀の盆花を飾るのはもともと京都あたりの風習らしいので、特に必要なものではないけど、今年は何となく買ってみた。本来ならば対にして飾らなければならない。
13.おりん・蝋燭・お線香

火を使っちゃいけない

14.盆提灯
お盆を祀るならば、最低限必須なのは牛馬と共に盆提灯。
映像ではボビーの提灯はまだ作ってなかったので、ここで改めてご紹介。

名古屋の風習なのかな、我が家では初盆のときに親戚から盆提灯が送られる。それぞれから送られるので、我が家の盆棚の前にはたくさんの提灯が飾られて、かなり『ハデ』 でした(^^)
盆提灯が飾られると、夏の風情を感じるのは

15.白提灯
過去記事に既出の、初盆用の白提灯。


玄関に飾るとばかり思っていたけど、仏様は玄関からではなく窓から入ってくるんですって。
だから、ルーバルの窓に飾るのは、邪道じゃなくて正道だったの、今年知った、びっくりなトリビアだったわ。
16.迎え火・送り火

最後は、迎え火と送り火。
おがらを焚いてお迎えとお見送り。
地面におがらを置いて炊いたり、ほうろく皿の上で焚いたりする。
部屋の中でほうろく皿の上で焚いたら、びっくりするほどの火の勢いと煙で、あわてて外に出した経験あり。
おがらってものすごく火がつきやすいんですね~火を使っちゃいけない

以上、お盆の正しい祀り方&703流アレンジでした。
皆様におかれましては、体調に気を付けて、楽しいお盆休みをお過ごしくださいませ。
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