三ヶ月に一回のがん検診
2020年07月20日
☆月曜日☆
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動物保護団体「Arch」は、センターで殺処分を待つ犬猫を保護し、各ボランティア宅にて一時預かりをして里親を探す活動をしています。
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口座番号 9164519 口座名 レーロトアイヲトドケタイ
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口座番号 9164519 口座名 レーロトアイヲトドケタイ
りれらも9歳とシニアエイジ。
パコの経験からも6ヶ月に一回の検診では病気の早期発見に後れを取ることを実感しているので、3-4ヶ月毎の健康診断の必要性を感じている


人間並みに詳細で徹底的な検査をするところもあるのかなぁ、と都内の動物病院をググっていたら、
『7歳までは年2回(人間では2年に1回に相当)、「がん」年齢に達し7歳を超えたら、3ヶ月に1回(人間では年に1回に相当)のがん検診を』
とのフレーズをとある動物病院のHPで見つけた。


CTやMRIを使えば正確にわかるだろうけど、何か不調があるわけでもなく、検診のためだけに全身麻酔をかけてまでやるかって話になる。
そこで、人間で使う腫瘍マーカーを犬にも応用することが近年行われ始めているらしい。しかしながら、人間の腫瘍マーカーが犬に適応するかはまだ未知の部分が多い。しかも腫瘍マーカーは適応患部が限られているから、検診となったら、たくさんの種類がある。人間の健康ドックでも、腫瘍マーカーを選択すると、何種類も申し込まなければならない。
犬の検診となったら、いったいどれだけの種類をやって、どれだけの費用がかかるのか…?
そこで、急に思い出した。
以前パコがやったことがある、家で採尿して送るだけで出来る「がん検診(PeeCheck)」。

ガンに罹患した犬は尿中のアセスミンの上昇が顕著であることから、尿中のアセスミンを検査して、ガンに罹患しているかを検査する、というもの。
りれらはやったことがないし、一応やっておくか!
さて、その結果。

このアセスミンというもの。
この会社のHPには「国際学会で発表」と仰々しく宣伝しているけど、要は藤沢のマーブル動物病院の獣医さんたちと共同研究して、その結果を2008年のVeterinary Cancer Society (VCS)~アメリカの獣医で構成する私的グループ~のコンファランスで発表した、ということらしい。
ただし、どこをどう探しても、アセスミンという物質に関する情報が全くなく、発表したという資料も見つからず、この会社がVeterinary Science Development のJournalに寄稿したという資料(Urine diacetylated spermine might be a nonspecific tumor marker in canine neoplasia)には、アセスミンではなくスペルミンとなっていて、アセスミンとスペルミンの関係性も全くわからない。
スペルミンはポリアミンの一種で、HPにアセスミンもポリアミンの一種と書いてあるので、似たような成分か? 同じものなのか?
人間医学では、1970年代に各種悪性疾患患者において尿中ポリアミン量が増加していることが報告され、尿中ポリアミンの検査が腫瘍マーカーとして利用されるようになったものの、その後「尿中ポリアミン量は急速に増大する腫瘍や大きな腫瘍があればが増加するが、癌の早期診断における有用性は低い」と判明し、1990年の保険改正で腫瘍マーカー包括点数から外されている。
※ただし、尿中ポリアミンの増量を伴う悪性腫瘍において,化学療法や放射線療法後の効果判定や,再発のモニタリングの補助手段としては有用とされている。
この会社の研究報告でも、「比較的異常値の多い項目は、炎症と尿結石のリスクでした」 とサラリと書いてあって(え、ガンの発見の話はどこにいったの?)、要はガンがわかる、というよりは、どこかで炎症があることが判別され、ガンかもしれない可能性がわかるかもしれない、値が低くても安心材料にはならないけど、高かったらガンかもしれないからもうちょっと詳しく調べてみようねって…

この検査では、アセスミンのほか、尿中アルデヒドの検査もある。

ストレス、というとちょいと俗っぽい感じがするけど、ココで言うストレスは、血中の「酸化ストレス(酸化反応により引き起こされる生体にとって有害な作用)」のこと。
酸化とは、「呼吸や食物から取り込んだ栄養素からエネルギーをつくるために栄養素を燃やす」こと。
酸化は体の中の全体で起こっているため、酸化によって細胞が傷つけられることがある。これが酸化ストレス。
発生した酸化ストレスに対し、抗酸化能(活性酸素を除去する能力)が追い付かない状況になると、酸化ストレスがたまっていく。(酸化ストレスの原因・仕組みより)
脳梗塞、アルツハイマー、パーキンソン病、ガンなどは、酸化ストレスを原因とする疾患で、生体内でアクロレイン(不飽和アルデヒド分子)と呼ばれる有機化合物が過剰に発生している。理研も酸化ストレスを簡便に検出する研究について発表しているので、この研究の信頼性は高いと思われる(高値を示しても、ガンではなく、脳梗塞やアルツハイマーなどの可能性はありますが)。

とりあえず、りれらの「レベル2」は健常犬範囲内らしいけど、微量ながらの反応がありごく小さなストレスを受けているかもしれない、との判定。
酸化ストレスの原因は、紫外線・放射線・大気汚染・タバコ・薬剤・金属・酸化された食べもの・過度な運動・精神的ストレスなど。
どれも思い当たらないんだけどなぁ…。
ん? 精神的ストレス?

まさか、それが原因…!?
ここでも「三ヶ月に一回検査しましょう」って書いてある。
秋になったらまた検査してみようか。
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