丸山ワクチン
2021年05月12日
☆水曜日☆
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玄関プレートも「母の日」。 リルの写真をデコパージュ。背景のカーネーションはカーネーションに見えないが(^^;)
まだいっぱいのカーネーションが咲きそうね(^^)
りれらのためにも、
まだまだ頑張らなくちゃ


昔、昔の話・・・(記憶の糸をたどりながら)。


手術後、医師からは末期ガン、今で言うstage4であること、リンパ節に転移があること、そして、余命3ヶ月と告げられた。
頭痛、嘔吐、倦怠感、等々で抗がん剤の副作用が相当く辛かったようだが、1ヶ月ほどした頃に、医師から「丸山ワクチンをやってみますか?」と打診された。
ワクチンの生みの親である故丸山千里博士は日本医科大学学長を歴任し、日本医科大学に「日本医科大学付属病院ワクチン療法研究施設」がある。丸山ワクチンをすんなりと始められる環境にあったのは幸いだった。
センターには連日、ワクチンを求め、全国から大勢の患者・患者家族が訪れている。実は、患者本人が来院することは少なく、ほとんどが家族や身内なのだが、これは末期患者が多いからだろう。(本来なら初回は来院し、2回め以降は郵送なのだが、今はコロナ感染対策で初回から郵送を受け付けているとのこと。)

つまり、

丸山ワクチンがいまだガン治療薬として認可されていないことは周知されているが、放射線療法によって白血球が減少した場合の治療薬 「アンサー20(有効成分:Z-100)」として承認されていることはあまり知られていない。

丸山ワクチンは、放射線により障害を受けた血液細胞の分裂を活発化し、 白血球の減少を抑制すると共に、体内の免疫システムを調節することによって、間接的にがん細胞の浸潤、転移なども阻害する。
しかしながら、国からは、異常とも思える類を見ない特異な対応を受けている。
それには、当時の政治背景がからんでいる。
認可申請をした当時、他の製薬会社が同じく2種のガン治療薬の申請を出した。この製薬会社から多額の政治献金を得ている、いわゆる「族議員」らが、ゴリ押しで異例の早さで認可をさせ、根回しらしきものを何もしていなかった「丸山ワクチン」は数々の難癖をつけられ、申請を却下された。
その後、そのガン治療薬は、副作用の事故が相次ぎ、製造中止となっているが、一方丸山ワクチンのほうは患者数が増え、患者および患者家族から認可を求める声が大きくなり、マスコミもしばしば、この「矛盾」について取り上げるようになった。しかしながら、国は、いまだ当初の判断の間違いを認めては沽券に関わると、次から次へと難癖難題を提唱し、現在丸山ワクチンは「有償治験薬」という、わけのわからない立場にある。


『国が認めない丸山ワクチンの謎』
『丸山ワクチンはやはり「がん患者」に光明』
すでに41万人もの癌患者が丸山ワクチンで希望をつなぐことができているのに、国は、厚労省は、メンツばかり気にして認可をしぶる。命よりメンツなのだ。
丸山ワクチンは細胞に対して毒性を持たず、副作用の心配がほとんどない。
どのステージのガンであっても、患者の体の衰弱がみられるときでも、安心して使うことができる。
かつては抗がん剤と併用は出来ないとされていたが、長年の研究で、むしろ抗ガン剤との併用でガンを制御することに大きな効果をもたらすことがわかった。進行ガン患者で、10年、20年とワクチンを続けている人もたくさんいる。ガンの転移が広範囲に及び他に治療法を選択できない患者でも丸山ワクチンで5年、10年と長期延命している。
何よりも、抗がん剤でボロボロになった体が回復し、QOLが向上する。ワクチンを打った多くの末期ガン患者が、ガンと共存して何年も元気に暮らしているのだ。
もちろん、丸山ワクチンもすべての人に同様に効くわけではない。
丸山ワクチンは自然免疫力を活性化させることで、ガン細胞の増殖を抑える。コラーゲンが増殖しガン細胞を封じ込め、ガンが縮小し、場合によっては完全に消し去ることもある一方で、抗癌剤の副作用の苦しみや癌の痛みから解放され、QOLは向上するもののガンとの共存が続く場合もある(むしろ丸山ワクチンの本来の意義はこちらにあったと思うが)。
しかし、すべての人に同様の効果をもたらすことがないのは、すべての薬においてもそうであるはず。副作用がほぼない、という点においても、認可を拒む理由は見つからない。
当然賛否両論はある。
医者じゃないから理論的・医学的にその効用を説明することも立証することも出来ないので、宣伝しようとか誰かに勧める、ということはしないが、患者や患者家族は、「受けたい人」に苦労なく受けられるようにしてあげたい、と切に願い、認可を要請している。
有償治験の費用は、 1クール分(通常はA=10本、B=10本、隔日注射により40日分)につき、薬剤費9,900円(税込)。
注射は一日おき。しかし、注射してもらうには病院に行かねばならない。そして、この、注射を打つだけの「技術料」が、自由診療ゆえに、まさに、「医者の言い値」である(ここは獣医の診療費と同じ)。
父親は、幸いにも、最初にかかった耳鼻科で注射してもらえることになり、1回1000円くらいだった。事前にいくつかの他の病院に問い合わせたら、2000円から、びっくりの12000円と言うところもあった。ワクチンの薬剤費は1回250円以下というのに。
認可が下り、保険適用になったら、この料金も統一され、保険適用にもなるし、わざわざ遠くから東京まで来る必要もなくなる。地方の患者さんたちは病院を探す苦労もなくなる。
場合によってはインシュリンのように自分で注射することも出来るようになるだろう。

さて、父親の余命3ヶ月と告げられた3ヶ月後、


それから3ヶ月後、医者から呼ばれ、「検査でわかる範囲での腫瘍はなくなっていますが予断は許さない状況は続いている」とのことで、「3ヶ月毎に言っていることですが・・・」と苦笑しながらも、やはり「余命3ヶ月」だと。
更に3ヶ月後。「調子良いみたいで良かったですね」と、手術後一年たって、やっと「余命3ヶ月」の言葉が消えた。
例をみない予後経過、ということで、今後研究資料として検査結果を利用させてほしい、とのことで、父親はなんかの契約書のサインとしたとか。で、色々な検査をしたらしい。
大学病院というところは、派閥によって色々あるらしいことはテレビドラマではよく見かけるが、同じ医科大でも、どうやらその医師は「丸山ワクチン」推奨派ではないらしく、「例を見ない予後経過」の理由は、年齢にしてはかなり体力があった、抗癌剤が効いた、という見解だった。しかしながら、5年後に再発し他界するまで、普通に生活出来たのは、丸山ワクチンの効用だったことは紛れのない事実である。

・・・と、長々と書いてしまったが、実はここまでは前置き

丸山ワクチンについては言いたいことが山ほどあるので、本題からもちょいうとズレた内容まで書いてしまってます。
これでも相当端折ったつもりだなんだけど・・く(💦滝汗)

なぜこの話を持ち出したかというと、実は数日前、「703△さんに是非お礼を」と伝言と贈り物を預かったので、と美容院から連絡がありまして。
もう2年以上も前のこと、たまたま美容院で会ったご年配の女性。
飼っている老齢のゴールデンが、癌で「あと一週間持つかどうか」の状況とのこと。
ゴールデンでもひとまわり大きく(なぜそのような大きな犬を老夫婦で飼っていたのかはわかりませんが)、お年寄りには散歩は無理なので、元気な頃は毎日お散歩シッターさんに来てもらっていたそうだ。

今は一日じゅう寝ている、ごはんも寝ているところに持っていって食べさせる、それでもトイレは自分で庭に行こうとしている、抗癌剤治療ではあまりに辛そうで、これ以上負担をかけることなく看取ることにした、など涙ながらに話しておられた。ずっとつきっきりで心も体も疲れ切っている母親のことを心配したのだろう、泊まりで様子を見にきた娘さんから、今は状態が安定しているし、たまには気分転換で美容院に行ってきたらと言われて久々に来たらしい。
ゴールデンの平均寿命は10歳-12歳と言われているので、12歳という年齢は、「長生きしたほうかも」と思った記憶がある。
何気なく丸山ワクチンの話をして、
「犬にもあるのよ」
ということを言ったのだが、帰宅してすぐに調べて翌日には娘さんと共に、扱っている病院に行った、と後で聞き驚いた。
それを聞いたのは半年後くらいだったが、なんと、いっしょに散歩できるくらいまで元気になったらしい。かなりゆっくりとしたペースで10分ほど歩く程度らしいが、お歳を召したご夫婦にとっては、お散歩シッターさんに頼むまでもなく、ご夫婦+ワンでのんびり散歩が出来るようになって、「愛おしい時間」が生まれたようだ。 そのときも、「良いことを教えていただいて」とお礼の言葉を伝言でいただき、

あれから約2年。そのワンコも旅立ち、引っ越しをすることになったからと、あらためてお礼を伝えられたのだが、つまり、なんと、あれから2年近くも延命したわけである(人間で言ったら20年にも相当するはず)。
ということは、14歳?
ゴールデンとしてはかなりの長生きだ。最後は「老衰」だったらしいが、最後までご夫婦との散歩を楽しみ、元気で穏やかな日々を過ごし、全く苦しむことなく、眠るように逝ったとのこと。
そして、癌が発覚してからは悲しくて、抗癌剤で苦しむ愛犬を見るのが辛い日々を過ごし、あとは看取るだけと覚悟までしたことが嘘だったかのように、犬も飼主ものんびりと穏やかで幸せな2年の日々を過ごすことが出来たのは、あの日「丸山ワクチン」のことを教えていただいたから、と。

本当に長々と申し訳ないです。
特にお薦めしたわけでもなく、だたさりげない会話としてお話しただけのことだったので、そこまで言っていただくのは何ともこそばゆく、そこまで頑張れたのは、飼主さんの愛情や行動力、何よりも本犬の体力と生命力の賜ではあるけれど、この話を聞いて、勇気と希望をもらい、ホッと暖かい気持ちになったので、備忘録として書いた次第です。
重ね重ね、長文失礼いたしました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました

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