「犬肉フェスティバル」 どう思う?
2015年06月20日
☆土曜日☆
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ご支援報告 (ドッグサロン ニコさま)
今年の夏至は6月22日、つまり来週の月曜日である。
中国の広西チワン族自治区玉林市(ユーリン市)には、夏至の朝に生きた犬を購入し、夕食に皆集まって犬肉を食べる習慣がある。
中国で犬肉が食べられていることを知っている人は多いだろう。
中国人の「宇宙飛行士第1号」である楊利偉氏が執筆した「天地九重」の中にも、宇宙飛行士のメニューに「犬肉」が含まれていたことが書かれている。楊氏は、2009年のある週の水曜日の昼食のメニューが「花江狗肉」だったと紹介。。「花江狗肉」は貴州省花江鎮で生まれた犬肉と朝鮮人参などの煮込み料理。「冬に食べれば体が温まり、夏に食べれば暑さがしのぎやすくなる」らしい。
さて、ここで問題とされるのは、他国の食文化についてではなく、このユーリン市で夏至の日に盛大に開催される
「犬肉祭」
である。
この祭りの存在が3~4年前からネットを通じて世界中に広がり、欧米はもとより、中国国内からも大批判を浴びるようになった。今年も中止を求める運動が広がっている。
【閲覧注意】 中国の犬肉祭 食べないで ぼくはともだち
地元民や業者は、「犬食は伝統文化だ!」「生業を否定するのか!」と反発する。
彼らの主張は、
牛や豚はよくて、ナゼ犬はダメなのか。
犬肉を食べるのは伝統ある食文化である。
である。
犬はね、犬は違うのよ。
完全に人間社会に馴染み、救助犬として盲導犬として介助犬として警察犬として、そして、そこまで優秀じゃなくても愛玩犬として古くから人間社会と融合し生きてきている動物なわけで、他の動物とは違う。だから、「牛肉や豚肉は食べるくせに」といった論争には辟易とするものがある。原理からずれてるっていうか、論点ずれてるよって。まぁ、そんなこと言うと、また新たな論争になるから、ここではやめとくけど。。。
「食文化論争」に関しては、なんといってもフォアグラが有名。
殺すことだけが目的の狩猟や、人間の虚栄心を満たす毛皮製品を作るために残虐極まりない屠殺を繰り返すことには反対して然りではあるが、「食べる」ことが目的の場合は・・・「伝統ある食文化」なのか、動物虐待の「悪しき風習」なのか。 これも、もはや、終わりなき論争に化しているので、他国の食文化に関する論争はここでは置いておく。
再び言うが、問題は、「食文化」云々ではなく、「犬肉フェステイバル」の存在である。
「犬肉祭り」に供されるべく玉林市に続々と運ばれてくる犬の数、1万頭。
食用犬の出どころについて、アジア動物基金は、
「法定の免疫処置やを受け、衛生基準を満たしている大規模な養殖場からやってきたものではない。盗まれたり毒殺されたりしたペットや野良犬である可能性が極めて高い」
と指摘。
英BBCも
「犬肉は大多数が盗まれた飼い犬、という同基金創始者のコメントを紹介。2013年に中国本土で実施した調査で「771の村において70%以上の人が『犬がいなくなった』と語り、失踪事件の73%は冬に起きており、犬肉の需要が高まるシーズンと関連していることは明らか」
と報道している。
(自分の家のワンコが盗まれて殺されて食用にされる。。。)
そして、「苦しめて殺すほど肉が美味しくなる」との考えから、屠殺の方法は「感電死・焼き殺す・生きたまま皮を剥ぐ」などの残酷なものが多いという。
3年前までは、イベントとして、各店舗が店先の客の目の前で、犬を殺して食用加工の処理を行っていたが、その残酷な場面がネットに投稿され全国から非難が殺到したため、一昨年より中止された。
犬の「撲殺・解体ショー」なんて、、もう「食分化」を主張する域を超えている。。。

同じように「犬肉祭」を開催していた浙江省金華市・乾西郷政府は、2年前に中止を発表している。
現地には犬肉を食べる習慣があり、多くの人が集まる「犬肉祭」は交易の場所でもあったが、政府が住人の考えを調査したところ、会場で犬を殺すことに反対する人が大部分であることが判明、、交易会についても「物流が発達した現在、もはや必要ない」との声もあった。
かつては地域の住民が、自分が育てた犬を持ち寄ったが、現在では外部の業者が多くなったという。
古くは、犬肉祭りで供する犬の由来ははっきりしており、品質を保証できたが、現在増えた「業者」が扱う犬は別の地域から持ち込んだもので 「野犬や病気の犬も多く、食べる人の健康を保証できない」。
伝統の保存と全国的な非難への対応策を巡って激論となったものの、乾西郷湖頭村の共産党委員会書記は、「伝統はすでに変質してしまった」と主張し、犬肉祭については、「今後も行わない」 ことが決定された。
同書記は、地元に伝わる「犬肉食」は禁止しないとの考えを示した。
祭りが予定されてた時期に
「通りで犬を殺すことは認めない。しかし、犬肉を食べることを禁止する法律はない。従って禁止はできない」
と述べ、住民に対して環境衛生や食品安全への注意を促すよう訴えた。

金華市に続き、ユーリン市の「犬肉フェス」もやめるべき、と思う。
開催は明後日に迫っている。
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